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 私は、大正14年8月に「菅兄弟商会」として、漆器商を創業以来、商業一筋に専念致してまいりましたが、丁度本年で創業満50年の星霜を迎えることとなりました。
 この50年間に日本経済は、軍需産業から平和産業へと転換しながらも発展の一路を辿り、今日のような高度成長を遂げるに至りました。
 また私の事業も県民各位をはじめ。お取引先の皆様方の絶大なるご支援を得て、年を追って販売量も増大し、今では「金物の加根又」として、業界に確固たる地位を築くことができました。
 しかしながら、本県内の産業の現状を眺めてみると、県内の青少年の大半は毎年県外の商工業中心地へと流出し、本県は全国有数の過疎県と化し、目立った産業も殆どない状態にあります。
 私は、この寂しい鹿児島県の経済をなんとか立て直す道はないものか、特に中小企業の振興を図るべく、鹿児島県中小企業団体中央会会長として、地元中小企業の育成発展に努力致して参りましたが、更に企業を通じて地域社会への還元の方法を実現しなければと、かねてから強く考えておりました。
 そこで、この創業50周年を機会に、有能な素質を持ちながら経済的な事情などで進学が容易ではない学生生徒であって、かつ卒業後は地元企業に就職を希望する人に安んじて就学できるように援助し、或いは今後、国内外留学助成・研究助成等を併せて行うことを考慮し、その拡充強化をはかることとし、もって健全で才幹豊かな人材を育成することが、ひいては郷土の発展に寄与することになると信じて、この度私財を投じ、財団法人加根又奨学会の設立を思い立った次第であります。
 設立趣意書
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 定款
 財務諸表
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      昭和50年 5月 
菅 政春 
       
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